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愛生舘ビルの省エネ改修工事愛生舘ビル

2012年11月21日 category : ニュース 

愛生舘ビルの省エネ改修工事を実施しました。

 

このたび当愛生舘ビルは、下記のとおり、ビル全体の省エネを目的とした全館の

照明取り替えと全オフィスの内窓設置などの改修工事を実施しました。

快適さ向上と省エネの両方の実現を目指した取り組みの一つです。

 

 

1. 工事実施内容

(1)照明の取り替え

従来からある一般的な蛍光管からCCFL(冷陰極蛍光管)に取り替えました。

明るさ、色合いはほとんど変わりませんが消費電力は従来の蛍光管のおよそ60%、

寿命はおよそ3倍になります。

照明 CCFL(冷陰極蛍光管)と従来の蛍光管。透明のものがCCFLです。

熱を持たない蛍光管で、今話題のLEDと同等の省エネ性能、寿命を持ちます。

コピー機、パソコンのバックライト等に利用されています。

 

(2)断熱内窓の設置

現在ついている窓の屋内側に、樹脂製の断熱内窓を設置しました。

窓からの冷気(冬)や熱(夏)を防ぎ冷暖房効率を上げ、防音効果により屋外から

の騒音も減ります。

断熱内窓

窓からの冷気(冬)や熱気(夏)を防ぎ、窓辺でも快適な空間となります。

また外からの騒音もやわらぎます。窓の開閉は従来どおり可能です。

撮影時は、外窓温度10.3℃に対して内窓温度21.5℃、室温は21.8℃(暖房無し)
と表示されており、10℃以上の断熱効果を確認出来ました。

断熱内窓の設置効果を測定しています。

同フロアの東側、西側、北側3室の外窓、内窓、室内3か所に温度計を設置し、

日々、冷暖房効率の向上と室内の快適性を追求していきます。

 

(3)ボイラーへのインバーター設置

ボイラーの熱搬送ポンプにインバーターを設置して消費電力を削減します。

 

(4)屋外ロードヒーティングの改修

融雪用ロードヒーティングの制御方法の見直し等を実施しました。

無駄な通電を減らすことで消費電力量を削減します。

 

以 上

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